適用事例

電力ケーブル/電力設備監視

電力ケーブル・管路の温度監視

光ファイバを電力ケーブルに貼り付けることにより、表面温度を計測し、異常温度スポット箇所の特定や負荷状態の管理を行います。

導体温度推定・過負荷予測

負荷電流情報をシステムに取り込むことで、ケーブル表面温度から導体温度を算出し(DRS機能:Dynamic Cable Rating System)負荷管理を行うとともに、過負荷による将来の導体温度上昇についても解析できます。
近年では、光ファイバを電力ケーブルに内蔵させることで、より精密に導体温度を計測する事例も増えてきています。

  • 電力ケーブル電力ケーブル
  • 光複合ケーブル光複合ケーブル
  • 導体温度推定導体温度推定
  • 管路温度監視管路温度監視

防災/火災監視

トンネル・洞道火災

共同溝などの地下洞道、またトンネルやケーブルダクトに光ファイバを布設することで、温度の異常上昇を検知し、火災を未然に防止することができます。
また、一般の火災センサとは違い、排気ガスや煙により不動作となる心配がなく、周期的なメンテナンスも不要となります。

電力ケーブル用洞道監視

電力ケーブル用洞道では、防災以外の目的でも使われており、計測された温度分布から洞道内水冷設備にフィードバックを行い、電力ケーブルの周囲温度が高温にならないよう洞道温度をコントロールしている事例もあります。

ケーブルダクトなどの温度監視

プラント内での電力ケーブルが密集しているケーブルラックやダクトの異常温度箇所を即座に特定することで、ケーブル布設方法や布設ルートの見直しを行い、将来の防災に貢献することができます。

  • 道路トンネル道路トンネル
  • 電力洞道電力洞道
  • 道路トンネル道路トンネル
  • ケーブルダクトケーブルダクト

プラント設備の温度管理

LNGタンクの温度監視

光ファイバをLNGタンク内外壁間の保冷層に布設することにより、LNG漏洩による温度低下の有無を検知し、即座に異常箇所を特定します。(地上式タンク)
またLNGタンク底面のラインヒーターに沿って光ファイバを布設することで、ラインヒータの故障検知やLNGタンク底面が許容温度範囲内かの監視を行うことができます。(地上式、地下式タンク)

製鉄所設備(高炉/運炭コンベア)の温度監視

鋳床や高炉、樋材の外側に光ファイバを布設することで、断熱材や鉄皮の厚さ状態を監視することができ、溶けた鉄が外部へ漏れ出す災害を未然に防止することができます。また、運炭ベルトコンベアの異常温度を検出することで、火災の未然検知用途としても使われています。

パイプラインの温度監視

硫黄パイプラインなどのように、緻密な温度管理が要求されるパイプラインの温度監視に使われており、パイプラインを暖めるラインヒーターの管理や、断熱材の不具合による異常冷却、雨などの侵入による温度異常箇所も即座に特定することができます。
また、ラインヒーターの電源投入時に、パイプライン全域が均一に暖まっている状態も一目で把握できます。

  • プラント温度管理プラント温度管理
  • LNGタンク監視ソフトウェア LNGタンク監視ソフトウェア

サーバー室の温度/空調管理

1本の光ファイバをサーバーラックやサーバー室に布設することで、熱だまりの検知やラック内の温度分布が計測できます。
また光ファイバによるサーバー室の空間温度分布情報を、空調設備にフィードバックさせ緻密に温度制御を行うことで、過剰冷却を防止し(空調エネルギーを削減し)、CO2排出量削減に貢献することができます。

油井/地熱井などの地層温度調査

光ファイバを油井に布設し、温度分布と流量の解析をすることで、回収効率のよいインテリジェントウェル(Intelligent Well)を構築することができます。
地熱発電用途では、蒸気発電に効率のよい井戸・地層構造を検層することで、自然エネルギーの有効利用に貢献しています。
その他、地熱エネルギーを使った温泉の熱源抽出量計算や、地震時における地殻構造の解析などにも使われています。

  • 油井油井
  • 石油機械石油機械
  • 地熱発電蒸気井地熱発電蒸気井

その他の用途

光ファイバを使った温度分布計測システムは以下のような様々な用途へも使われています。

  • ・医薬品・食品倉庫の温度管理
  • ・海洋・大気の温度分布計測
  • ・ダム堤体コンクリートの硬化監視
  • ・道路の路面凍結監視
  • ・制御盤の温度監視
  • ・化学プラント設備の温度管理
  • 医薬品棚医薬品棚
路面凍結検知システム/光ファイバセンサ