従来センサとの違い

光ファイバ温度センサの優位性

光ファイバ1本で最大30kmにわたる温度分布を、1m間隔でリアルタイムに測定可能

光ファイバ自体の温度分布が下のグラフのように、リアルタイムに表示/記録できます。

温度計測システムがシンプルな構成で構築可能

従来方式では、長手方向の温度分布や、緻密な温度分布を計測する場合は、多くのポイントセンサや複雑な配線作業が必要でしたが、光ファイバ温度センサを用いると、1本布設するだけで、容易に温度分布が計測できます。

抜け目のない連続的な温度分布の監視が可能

狭い空間内(下図HOT SPOT(1))で異常発熱した場合、従来のポイントセンサでは設置場所によっては異常温度を見逃す場合がありますが、光ファイバ方式ではブランクになるスポットは存在せず、抜け目のない連続的な温度分布の監視が可能となります。

電磁誘導の影響を受けないため、高電磁界下においても安定した計測が可能

従来のポイントセンサはメタル式であるため、電磁誘導の影響を受けやすく、周囲の電力線や機器からの電磁波ノイズにより、温度測定値が不安定になる場合があります。
本システムでは、光式のため電磁誘導の影響を受けることがなく、電磁波の多い環境下でも安定した信頼性の高い温度を計測することが可能です。

周辺機器からのノイズ 電力送電線からのノイズ  

センサ部には電源が不要で、また雷サージなどで故障する心配は不要

落雷

従来のポイントセンサはメタル式のため、温度記録計からの電源供給が必要とされていますが、本システムでは、光ファイバそのものが温度センサですのでセンサ部の電源供給の必要はありません。
そのため電源からの雷サージの回り込みや、直接センサに雷サージが入り込み破損する心配がなく、屋外でも安心して使用頂くことができます。

ガスタンクのような防爆設備において、高い安全性かつコスト低減を実現

ガスタンク

可燃物を扱うLNG、LPG、エチレン等のプラントでは、温度計や変換器に安全の点から、防爆仕様のセンサ、収納箱が必要であり、コストアップの要因になっています。
しかし、光ファイバセンサは電源を使用しませんので、安全性が高いだけでなく、防爆仕様の機器・収納箱も不要となり、トータルコストの低減に大きく寄与します。

光ファイバセンサの寿命は数十年であり、メンテナンスなどのTCO削減が可能

従来のポイントセンサの寿命は10~15年と言われており、その都度センサの交換作業やメンテナンスにコストがかかります。
一方、光ファイバは耐腐食性が優れるとともに、その寿命は使用する環境によっては半永久的とも言われています。そのため長期にわたり使用頂くことができ、ランニングコストの低減につながります。

センサは細径・軽量のため、施工が容易

光ファイバ温度センサ

光ファイバ温度センサは、温度応答性を高めるため、光ファイバ心線を細径のSUS管やPEで覆う構造になっています。従って細径でかつ軽量となるため施行性にも優れております。
(例:外径1.8mmのSUS管入光ファイバの場合、1mあたりの重量8グラム)
※一般の通信ケーブルでの温度計測も可能ですが、熱検知の時間応答が若干遅くなります。